詳細不明。城主は宍戸安芸守隆家と伝えられる。宍戸隆家は安芸国五龍城主で、毛利元就の娘婿である。
安芸守山城は標高199mの安芸守山山頂に築かれている。 現在主郭には小さな祠が祀られ、主郭を含め概ね草が刈られ整備されているが案内板などは見あたらない。
主郭は山頂にあって北西に一段、東下に一段の腰曲輪が付いている。 主郭から南へ五段の削平地が続いており、概ね1m〜1.5m程の段差である。主郭の北東下に土橋の架かる浅い堀切があり、南端部にも浅い堀切が一条ある。
登山道はいくつかあるようで、西の中腹にある松井団地から北側の中腹にある鉄塔に向かって整備用の山道があり、そこから北北西の尾根伝いに登る道が付いている。また、主郭から南へ続く段伝いに降りている道があり、これが本来の大手側だと思うが、これは南麓の宅地の間の細い道に出てきた。
松井団地の入口は団地の北端から斜めに登るコンクリートの道がある。これを少し入ると直ぐに池があり、左に入って行く山道が付いている。地図
南麓の所は松井公民館の近くで、地図の辺りに降りてきた。
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