詳細不明。
白木山天主の段(仮称)は白木山から南東に伸びた五合目あたりにある標高538mの山に築かれている。
この城は白木山五合目あたりに堀切らしき地形があるとの情報をもらって調べた結果、城跡であると確認したもので、『広島県中世城館遺跡総合調査報告書 』にも掲載されていない未知の城跡である。ただし、白木山登山道沿いには木戸で経尾山、経納ヶ段、馬ノ背、獅子ノ門、釈迦ノ段、天主ノ段、桜ノ馬場、営門ノ段など、意味のありそうな地形が並び、この場所は特に「天主ノ段」とあることから、地元には何らかの伝承がある可能性もある。
単郭の城で、北背後に一条大きな堀切が確認できる。曲輪の中央には神社かお堂があったようで、近代の瓦が落ちている。現在の登山道は南西側から登ってきているが、ここへは南東側から登ってきている跡が残っている。
白木山駅から白木山へ登る登山道五合目にある。
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