詳細不明。城主は福永左京と伝えられる。
五庵城は別当山から南西に派生した尾根の一つ、標高172mの山に築かれている。
単郭の城で、主郭は東西に長く、西端から南に二段の小さな曲輪がつく。主郭の周辺は高さ10m前後の切岸が巡っており、これが東尾根を堀切1、北の小さな尾根に堀切2として遮断する形になっている。南下には横堀状の堀4、西下には竪堀3がある。
堀切2の北側にもやや加工された地形が確認できるが、城郭遺構ではなさそうだ。
福永八幡神社の参道入口に案内板がある。ここから白木山への登山道を登り、途中から脇の山道に入り、北の尾根側に回り込んで行くことができるが、山道は荒れていて不明瞭である。
最寄り駅(直線距離)