承久の乱の功により安芸國三入荘の地頭職を得た熊谷氏が13世紀前半に築いたといわれる。
熊谷氏は戦国期に入り次第に勢力を増し高松山城に拠点を移すまで拠点としていた。 高松山城に移してからも隠居所として使用されていたと伝わる。
伊勢が坪城は根の谷川に面した比高36m程の丘陵に築かれている。
大林八幡宮背後の丘陵が城山で東端の山頂から西に向かって平段が連なる。西尾根の先端には二条の堀切が残っており、東側も車道になっている辺りに堀切があったものと思われる。
国道54号線大林小学校入口の所に道標が出ている。そこから大林八幡宮を目指せば良い。城山の入口は東の山上にあり、入口の少し奥にある路側帯に駐車できる。
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