安芸 舟山城(広島市)あき ふなやまじょう
△トップに戻る
『芸藩通志』では「船山城 大毛寺村にあり、山中佐渡祐成、所居、後、熊谷に亡さる、」とある。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』によれば、城主山中佐渡祐成は武田家臣てあったが、享禄2年(1529年)に熊谷氏によって攻められ落城したとする。
舟山城は船山稲荷神社のある比高20mほどの独立丘陵に築かれていた。
南北二郭でひょうたん型の丘陵の鞍部が堀切となる。南は船山稲荷神社境内、北は自然林となっており、船山稲荷神社の案内板に「神武天皇の聖蹟地・船山城跡」と記されている。