熊谷氏館は高松山城の北麓に築かれている。居館は西側に巨石を用いた石垣と門跡が残されている。
国道を挟んだ北西側の山裾には熊谷氏の菩提寺である観音寺跡があり、ここには小さな観音堂とともに高さ3m長さ100m近くの石垣が残っている。ここには天文10年(1541年)大内義隆が1年近く在陣している。さらに観音堂南側には熊谷氏の墓所があり約40基の五輪塔が残されている。
場所は少し分かりづらいが、国道54号線三入橋西詰から橋を渡り、その先を南へ入る。すぐ先に福留ハムの工場と変電所があり、その裏に駐車場となって部分が居館跡である。
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