詳細不明。城主は波多野千手丸と伝えられる。
茶臼山城は沼田川の北岸にあり、沼田川に沿って東へ伸びた尾根の先端頂部に築かれている。
主郭は先端頂部にあり、東西二段の曲輪で南下に二段の腰曲輪が付いている。主郭の東下は堀切でその東側もやや不明瞭ながら曲輪となり、南へ竪堀状、東に堀切状の地形がある。主郭の西下も堀切で土橋が架かる。西側の尾根は自然地形に近く、やや南北両側を削って細くしたような地形がある。この南斜面に二・三条の竪堀がある。所々石積のようなものが残っている。
国道432号線から河内小学校を目指しす。北側に甘露寺があるが、その西側の川に面した部分に茶臼山城の道標がある。道は付いていない。
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