詳細不明。天正11年丹生野屋合戦に関係する城とも云われる。
城守山城は六角堂の南背後に聳える標高226.5mの城守山に築かれている。
山頂部は小さく削平され、周囲は急峻な地形であるが、加工はあまり行われていない。東の峰には鉄塔が建っているが、西下に一段腰曲輪があり、西の鞍部は幅広く削られ堀切状になっている。また東下には浅いが堀切がある。さらに東の尾根に進むと曲輪の造成ははっきりしないが、南に土橋を残し北に竪堀を入れた地形が残されている。
六角堂からの登山道途中に北尾根を遮断するような堀切状地形があるが、切り通しのようであり堀切ではなさそうである。
北麓にある六角堂に「城守山登山口」の立派な碑があるが、ここから登るのはやめた方が良い。途中で道は消え、藪を直登しなければ登る事ができない。
西の民家の脇から鉄塔整備道があり、この道は歩きやすくなっている。ただ分岐が多く、道標もないのでよく確認して登るのが良いだろう。
最寄り駅(直線距離)