陸奥 大久保陣屋むつ おおくぼじんや
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天和2年(1682年)頃に本多利政によって築かれた。
本多利政は播磨国明石藩六万石の大名であったが、天和2年(1682年)過酷な政策を強いた罪により一万石に減封され陸奥国大久保に転封となった。
改易を免れて一万石ながら大名として存続が許されたが、その後も蛮行は止まず、元禄6年(1693年)に改易され、出羽国庄内藩酒井家にお預けとなった。
大久保陣屋は大久保集落に築かれていた。周辺は宅地となっているため確認できなかったが、土塁や堀が残っているという。