築城年代は定かではないが永正年間(1504年〜1521年)に南遠江守長義によって築かれたと云われる。

南氏は南部氏の一族で、その初代が長義であった。南氏は代々この地を領し、江戸時代初めの六代南彦七郎まで続いたという。

浅水城は浅水川とその支流が合流する地点の西にあり、東へ伸びた丘陵の先端頂部に築かれている。

現在八幡宮の境内となっている部分が主郭とされるが、後世の改変が大きく明瞭な遺構は見あたらない。

参道入口は南側にあり小さな車なら境内まで車で上がることができる。

最寄り駅(直線距離)
5.1km 剣吉駅
6.5km 苫米地駅
6.8km 諏訪ノ平駅
9.0km 北高岩駅
9.2km 三戸駅

付近の城(直線距離)
0.4km 陸奥 工藤屋敷
0.4km 陸奥 浅水館
2.8km 陸奥 野沢城
4.5km 陸奥 中市館
4.6km 陸奥 石沢館
4.9km 陸奥 剣吉城
5.2km 陸奥 五戸館
5.5km 陸奥 相内館
5.9km 陸奥 森ノ腰館
6.1km 陸奥 古館(五戸町)
6.3km 陸奥 矢崎館
6.3km 陸奥 古館(南部町)
6.6km 陸奥 福田館
6.8km 陸奥 下名久井館
6.9km 陸奥 苫米地館
7.1km 陸奥 上名久井館
7.2km 陸奥 平良ヶ崎城
7.3km 陸奥 佐藤館
7.4km 陸奥 赤石館(南部町)
7.5km 陸奥 又重城
7.6km 陸奥 聖寿寺館
7.7km 陸奥 高橋館(南部町)
7.9km 陸奥 小向館
8.4km 陸奥 馬場館(南部町)

2019年5月