築城年代は定かではない。鎌倉時代には横溝新五入道、会田四郎三郎が館主であったと伝えられる。

その後、南部氏の御宝物奉行を勤めた馬場吉武が館主となった。

馬場館は長らく三戸南部氏の本城であった聖寿寺館の南方に位置する台地の上に築かれていた。

台地の上にある民家の建つ所が一段高く、この場所が曲輪跡で南側の道路と畑の部分が堀の名残のようである。かつては四方に土塁と堀があったという。

最寄り駅(直線距離)
1.5km 三戸駅
3.7km 諏訪ノ平駅
6.5km 目時駅
8.6km 剣吉駅
9.8km 金田一温泉駅

付近の城(直線距離)
0.5km 陸奥 小向館
0.8km 陸奥 聖寿寺館
1.3km 陸奥 佐藤館
1.5km 陸奥 平良ヶ崎城
1.6km 陸奥 大向館
2.1km 陸奥 川守田館
2.7km 陸奥 三戸城
3.3km 陸奥 泉山館
3.4km 陸奥 赤石館(南部町)
3.8km 陸奥 金堀館
3.8km 陸奥 梅内館
4.5km 陸奥 京兆館
5.0km 陸奥 相内館
5.7km 陸奥 上名久井館
5.9km 陸奥 豊川館
6.4km 陸奥 西越館
6.4km 陸奥 目時館
6.4km 陸奥 新井館
6.5km 陸奥 蛇沼館
7.0km 陸奥 下名久井館
7.4km 陸奥 蝦館
7.4km 陸奥 天王沢館
7.5km 陸奥 釜沢館
7.7km 陸奥 鳥舌内館

2014年5月