美濃 千村陣屋みの ちむらじんや
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築城年代は定かではないが千村良重によって築かれた。 千村氏は木曽氏の一族で代々木曽氏に従っており、関ヶ原合戦前には木曽氏は徳川家康に従って下総国網戸へ移っていた。
慶長5年(1600年)関ヶ原合戦では、徳川家康の命で千村良重は山村甚兵衛らと木曽へ赴き、西軍に属する石川備前の熱川砦を落とすなどの功を挙げ、関ヶ原合戦後に美濃国可児郡などで四千四百石を領して旗本となった。
元和5年(1619年)千村氏は尾張徳川家の附属となり、明治まで続いた。
現在の可児郷土歴史館が千村陣屋跡で、北側の山には久々利城があり、この地はもともと久々利城の根古屋であったという。
この郷土歴史館の周辺に石垣が巡っており、西側の石垣の所に案内板が設置されている。