築城年代は定かではないが天文年間(1532年~1555年)に小栗信濃守によって築かれたと云われる。
小栗信濃守がそれまでの居城権現山城から本陣山城を築いて居城を移した。天文21年(1552年)小栗信濃守は土岐郡の高山城を攻めたが敗り、逆に小里氏や遠山氏によって攻められ御嶽城は落城、信濃守は自刃して果てたという。
御嵩城(本陣山城)は御嵩駅の南東、標高241mの山に築かれており、現在は主郭部が御嵩城址公園となっている。
本陣山城の遺構の多くは宅地造成などによって消滅しており、現在残る部分は主郭と二郭の部分だというが、これも公園化によってもとの形状がわかりにくくなっている。
御嵩城址公園に無料駐車場がある。駐車場は夜間閉鎖されるようで、朝9時くらいまで開かない。
最寄り駅(直線距離)