紀伊 鷺森御坊きい さぎのもりごぼう
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文明8年(1476年)紀伊国冷水浦に建てられた道場が前身で永禄6年(1563年)に現在の鷺の森に移った。
天正8年(1580年)長らく織田信長と対立していた本願寺顕如は信長と和睦してこの地へ移り、天正11年(1583年)に和泉国貝塚へ移るまで滞在した。
鷺森御坊は浄土真宗本願寺派の寺院で第二次世界大戦の和歌山大空襲によって焼失したため、現在の建物は昭和に再建されたものである。
現状遺構と呼べるものはないが、南側の発掘調査によって幅15mほどの堀が検出された。