詳細不明。栗原氏あるいは岩崎氏の詰城と云われるが詳らかではない。
蜂城は標高738mの蜂城山山頂に築かれている。現在主郭には蜂城天神社が祀られていて参道が付いている。
主郭は蜂城天神社の境内となっており、多少の改変があると思われるが、半分くらい土塁が付いている。ここから東へ続く尾根に四条の堀切を設けて遮断しているが、堀切はそれほど大きなものではない。
蜂城の特徴は北西山腹にある無数の帯曲輪状の段々曲輪と巨大な竪堀である。竪堀は自然地形も入っているが、山腹や麓近くにも巨大なものがあり、山腹や参道脇に付いている。