詳細不明。木曾義仲による築城伝説があるが詳らかではない。 現在の遺構は一向一揆によるものと推測されている。
堅田城は北陸道金沢森本icの北方に聳える標高113.3mの山頂に築かれている。現在は公園として遊歩道などが良く整備されている。
主郭は山頂にあり東西に長い曲輪で公園として整備されている。完全な削平地ではなく凹凸があり、西側には櫓台状の高まりが二ヶ所残る。そこからさらに西側に傾斜がついて削平地がある。南東下にも一段の曲輪があり、北側に若干土塁が付いている。
この曲輪群全体が切岸によって加工され、周囲を散策できるように遊歩道が付いている。北側へ続く尾根は二条の堀切、南東尾根は土橋の付いた堀切、南尾根も二条の堀切によって遮断している。城の北から西側にかけて切岸加工によって作り出された緩傾斜は畝状竪堀群で処理している。
国道159号線山側環状が城山の下をトンネルで通っており、旧国道304号線が高架下を通るが、その西側に城の入口の道標が建っている。ここから山側へ進むと終点が墓地の駐車場でここから登山道がついている。(地図)
最寄り駅(直線距離)