文化財指定
市指定史跡
遺 構
櫓,門,石垣
城 主
一柳氏
歴 史
寛永15年(1638年)一柳直頼によって築かれた。
小松藩は一柳直盛が六万八千石に加増され伊勢国神戸から
伊予国西条へ赴く途中死去したため、嗣子直重が三万石で
西条藩を継ぎ、次子直家が伊予国宇摩郡、周布郡と播磨加東郡小野で二万八千石を領し
川之江藩となり、第三子直頼が伊予国小松で一万石を継いだ。
陣屋は
西条藩に隣接する新屋敷村に築かれその地に小松が生えていたことから小松と改称した。
説 明
現在陣屋のあった場所には石碑が建つのみで宅地や農地となっている。ただ佛心寺の門をはじめ数多くの門と太鼓櫓が移築現存している。
坂下門(移築 城門)
所在地: 徳蔵寺(愛媛県西条市広江)
搦手にあった門で徳蔵寺に移築され山門となっている
御霊屋門(移築 城門)
所在地: 佛通寺(愛媛県西条市小松町新屋敷)
佛通寺に移築された
桜門(移築 城門)
所在地: 佛通寺(愛媛県西条市小松町新屋敷)
佛通寺に移築された
蕃所が付属している
御竹門(移築 城門)
所在地: 覚法寺(愛媛県西条市氷見乙)
覚法寺に移築され山門となっている
供待(移築 その他)
所在地: 佛通寺(愛媛県西条市小松町新屋敷)
佛通寺に移築された
太鼓櫓(移築 櫓)
所在地: 明勝寺(愛媛県西条市小松町新屋敷)
明勝寺に移築された。
2m余り切り取られていると言う。
案 内
最寄り駅(直線距離)
0.6km 伊予小松駅
1.2km 伊予氷見駅
2.9km 玉之江駅
3.6km 石鎚山駅
5.1km 壬生川駅
所在地/地図
最終訪問日
2005年12月