伊勢 下笠田城いせ しもかさだじょう
△トップに戻る
築城年代は定かではないが建武年間(1334年〜1338年)に多湖刑部左衛門によって築かれたと云われる。
多湖刑部左衛門がこの付近を横領して居城を築き代々住んだと云う。
永禄年間(1558年〜1570年)頃の城主は多湖大蔵介橘実元で北伊勢に侵攻した織田信長に降り、小田原合戦で討死したという。多湖氏は江戸時代には庄屋として代々続いた。
下笠田城は員弁川の河岸丘陵に築かれていた。 主郭は西隅にあり、南に二の丸、その東に三の丸があったとされるが、現在は住宅地となっている。