詳細不明。
長谷砦は雲出川と波瀬川の間にある標高180m程の山に築かれている。
長谷砦は単郭の城であるが、主郭の周りに畝状竪堀群が全周する構造で、この辺りでは大変珍しい縄張となっている。主郭は南北に長く高い切岸が周囲を巡る。切岸下部に全部で16条の竪堀群が設けられている。よく見ると南の尾根から登ってくる部分には二条の竪堀を繋いでコの字のようにしたa、その脇に隣接する竪堀は外側が高くなっている。北東側のbの部分は土塁が盛り上がった竪堀、西側は竪堀の上部に横堀状の凹みが付いているものがあり、それぞれ個性がある。
南の県道沿いにゴルフ場の入口があるが、その東隣の道を北へ入って行くと山の谷間に入ることができるようになっている。ここから尾根上に登って尾根道を北へ進めば主郭に達する。入口までの間に何ヶ所か駐車可能なスペースがある。
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