築城年代は定かではないが赤松円心入道則村によって築かれたと云われる。 建武3年(1336年)には紫鳳山法雲禅寺があったという。
永禄元年(1558年)有馬播磨守国光のときに落城したという。
西条城は加古川南岸の独立丘陵である標高85.1mの城山に築かれていたという。
現在山頂には愛宕神社が鎮座しており、それなりに広いなだらかな地形が拡がっている。山の地形から城の遺構は山頂から西側へと展開していた可能性があるが、西下は水道施設が建っている。山頂の西側に一段下がった帯曲輪状の地形が確認できる程度で、明瞭な遺構は見あたらない。
なお標柱は西条城とし、案内板は西条構居とする。「構居」は「こうきょ」あるいは「かまい」と読み、館の拡張版みたいなものだと思っていたのですが、山城(砦)のようなものの名にも使うのでしょうか。
山頂の南側から直線的に登る参道がある。
最寄り駅(直線距離)