詳細不明。秋月氏の端城で福武美濃守が守っていたと伝えられる。
鼓嶽城は小石原川東岸の標高236.9mの山に築かれている。
主郭は山頂部であるが、山頂から東へ伸びた尾根に連続堀切で区画した曲輪が二つある。この東尾根の連続堀切は9連続堀切の先に小さな曲輪、さらに四重堀切の先に東端の曲輪があり、東尾根にも二重堀切、北東尾根にも一条の堀切を設けている。一方本丸から西の尾根は北西尾根に二条の竪堀があるだけで堀切は一条も存在していない。
主郭は西端が一番高く東に向かって二段の曲輪があり虎口がある。南に一条竪堀があり、虎口のようでもあるが、ここへ繋がる道はない。
道はない。西尾根先端の南麓近くに墓地があり、この辺りから山へ入って行く。
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