筑前 宮地岳城ちくぜん みやじたけじょう
△トップに戻る
詳細不明。宗像大宮司氏の城で、冠山城とともに立花山城の大友氏への備えであったという。城番として小樋対馬(一説に蔵人とも)、阿部藤七郎などが伝えられる。
宮地岳城は宮地嶽神社の北背後に聳える標高170m程の山に築かれており、現在は遊歩道などが整備されている。
山頂部は宮地嶽神社の古宮跡であるが、ほぼ自然地形に近いなだらかな地形である。城の遺構は北に一条、南に二条の堀切であるが、ともに浅く不明瞭である。
宮地嶽神社から宮地嶽自然道が在自山まで続いている。この登山道を登っていくと城山の北側へと回り込んでおり、そこから南の山頂に登れば主郭に達する。