詳細不明。微地形表現図により城郭遺構らしき地形を確認し、現地調査した結果、城郭遺構と判断した。ネットで探した結果、「福岡県古賀市米多比・薦野地区の未知の中世城郭・仮称「上米多比城」」として、すでに報告されていたため、その名称を採用して掲載する。
上米多比城は臼ヶ岳城と米多比城の間にある標高259mの峰に築かれており臼ヶ岳城のある城の山とは尾根続きである。
北端最高所の主郭Iから南へ伸びた尾根に曲輪II、IIIと続く。主郭Iと曲輪IIは甘いながらも削平されているが、曲輪III部分はほぼ自然尾根の緩斜面で尾根先に堀切があることから曲輪と判断しているような地形である。
曲輪の周辺の支尾根はすべて堀切で遮断しており、北東、北西、南は二重堀切、南西、東は単独の堀切である。堀切はいずれも曲輪部分からやや離れた位置に設けられている。
竪堀は主郭の西側面に竪堀7、南の二重堀切4の脇に小さな竪堀5が確認できる。