築城年代は定かではない。小早川隆景の家臣日野左近が在城したという。
日野山城は標高123.5mの琴平山に築かれている。現在は山頂に金毘羅社が祀られ公園として整備されている。
主郭は金毘羅社が祀られた山頂でかなりの広さがある。参道は北西に開いており、現在は直線で登るようになっているが、右から左へコの字に周り正面から入るように通路設定されており、この部分が唯一城郭遺構のように見える。主郭部以外の山はなだらかな自然地形であり、現状では明瞭な遺構はない。
登り口は周囲にいくつかあるが、北西麓の登山口から登れば、野球場の駐車場が利用できる。
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