詳細不明。秋月氏の端城とも伝えられる。
茶臼山城3は高石山城から北へ派生した尾根の一つ、標高357.2mの峰に築かれている。 この尾根には三箇所の山城遺構があり、『福岡県の中近世城館跡i』では茶臼山城として記載されているものであるが、場所を明確にするため三つに分けて紹介する。なお番号は掲載図面の番号をそのまま宛てている。
茶臼山城3は標高357.2mの山頂を主郭として北へ伸びた尾根に曲輪を展開している。北端は南尾根側を堀切で遮断しており、その間の尾根は自然地形である。主郭の西下に堀切が一条あり、そこから南の高石山城へ向かう道沿いに浅い堀切が一条残る。