詳細不明。秋月氏の端城とも伝えられる。
茶臼山城1は高石山城から北へ派生した尾根の一つ、標高288m一帯に築かれている。 この尾根には三箇所の山城遺構があり、『福岡県の中近世城館跡i』では茶臼山城として記載されているものであるが、場所を明確にするため三つに分けて紹介する。なお番号は掲載図面の番号をそのまま宛てている。
茶臼山城1は三つの茶臼山城のうちの中央に位置している。単なる城域としては最も広くなっている。中心となる曲輪はハッキリしないが、標高288mの辺りが削平がしっかりしている。北端は堀切はないが切岸が高く、南、南東、北西、南西の尾根にそれぞれ堀切がある。