築城年代は定かではないが、小早川秀秋が築き、家臣の日野龍右衛門を置いたという。
大王山城は嘉麻市と田川市の間に聳える標高213.2mの摺鉢山(帝王山)に築かれている。現在は山頂まで登山道が整備されている。
大王山城は山頂に主郭を配し、北東へ伸びた尾根に一条の堀切を設けただけの小規模な城で、小早川秀秋による築城というような新しい要素は見あたらない。 主郭は北側に土塁があり、その脇から腰曲輪に出るルートが現状の登山道となっている。
南麓の木城集落から登山道があり、登山口の少し手前に路上駐車できる。
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