安房 鶴ケ谷陣屋あわ つるがたにじんや
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明治3年(1870年)本多正訥によって築かれた 。 本多正訥は駿河国田中藩主であったが、徳川宗家の駿河転封に伴って上総と安房に所領を移された。はじめ長尾に陣屋を構えたが、台風による被害をうけ鶴ケ谷陣屋を築いて移った。
明治3年(1870年)隠居して家督を正憲に譲ったが、翌4年に廃藩置県を迎えた。
鶴ケ谷陣屋は安房高校の南側一帯に築かれていたが現在は住宅地となっており遺構はない。