安房 船形陣屋あわ ふながたじんや
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慶応元年(1865年)平岡道弘によって築かれた。平岡道弘は旗本藤沢次和の子で、旗本平岡道忠の養子となり、徳川家慶の小姓を経て若年寄まで出世し、元治元年(1865年)に一万石となって大名に列した。翌慶応元年に陣屋の建設に着手したが、完成することなく廃藩となっている。
船形陣屋は那古船形駅の北東側に築かれていた。木の根峠の街道に面した敷地で陣屋のものとされる石垣などが残っていたが、今は宅地や畑となっている。