安政元年(1854年)頃に小浜藩によって築かれた台場の一つ。
松ヶ瀬台場は小浜湾の入口にあたる赤礁崎に築かれており、現在は国指定史跡として整備されている。
松ヶ瀬台場には山側の1号台場と海側の2号台場の2つの台場がある。
山側の1号台場は畝状竪堀群の如く土塁間に5基の砲座が並ぶ形で、山側に雨水を処理する溝などもある。
海側の2号台場は半円形になって土塁と5基砲座があり、回転式大砲と固定式大砲が備えられていたと考えられている。
赤礁崎オートキャンプ場にあり、キャンプ場の奥に台場見学者用の駐車場がある。
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