詳細不明。城主は小方兵部少輔という。
折敷殿は新岩国駅の北西、標高125.7mの山のあたりに築かれていたという。
城の位置について『山口県中世城館遺跡総合調査報告書-周防国編-』の地図では三角点のある山頂部、『岩国市史-史料編1-』では山頂から東へ伸びた尾根とする。
現状、山頂部一帯には削平地が認められるが、段差も小さく領域の端も遮断できるような構造が認められないため、畑などによるものと推測される。
東へ下る尾根にも削平地や石積が確認できるが、こちらのほうは山頂部よりも明確に畑跡のようである。
全体的に人工地形は確認でぎるが、城の遺構は見つけられなかった。
多賀山神社の裏手から切通へ登る階段があり、尾根伝いに行くことができる。
最寄り駅(直線距離)