築城年代は定かではない。 海野氏の庶流とされる真田氏の拠点があった所で、規模や構造が真田氏の本城に相応しいとの理由から真田本城と呼ばれている。角間にある松屋古城に対して、こちらを松尾新城とも呼んでいる。
真田氏は天正11年(1583年)真田昌幸のときに上田城を築いて居城としている。
真田本城は真田氏居館の北東に位置する標高190mの山に築かれている。 現在は公園として整備されており、主郭のすぐ近くまで車で登ることができ簡単に訪れることができる。
真田本城は最高所に主郭を置き、北に二の曲輪、三の曲輪を連ねている。主郭は南背後に土塁が付く。南側にも曲輪や堀切があったようであるが、現在は余り明瞭ではない。
県道4号線などに道標が出ており、主郭の南東背後に駐車場がある。
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