築城年代は定かではないが金刺氏によって築かれたと云われる。 金刺氏については霞ヶ城を参照。
永正15年(1518年)金刺昌春が諏訪頼満に敗れて甲斐へ逃れた後は、武居氏が入城した。
桜城は来迎寺の北にある南西に張り出した尾根の先端頂部に築かれている。 現在主郭部は公園として整備されている。
桜城は北東背後の尾根を三重堀切で遮断し、更に奥にも堀切を設けている。 公園となった主郭から南西側に曲輪や帯曲輪などがあるが、畑や宅地になっている。また山腹には木曽義仲にちなむ「木曽義仲の矢倉」などがある。
諏訪大社下社秋宮の宝物殿から「鎌倉街道ロマンの道」を歩いて「一念坂」に向かうと桜城へ登る道がある。
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