築城年代は定かではない。諏訪氏の支流矢ヶ崎氏の城という。
天文年間(1532年〜1555年)には武田氏に属して矢崎和泉守が在城した。
鬼場城は永明寺山から南東へ伸びた尾根の先端頂部、標高905.5mの城山に築かれている。
主郭は土塁が巡る小さな曲輪で、南に鉄塔の建っている二郭がある。北西背後の尾根は大きな三重堀切によって遮断し、その先にやや離れた位置に低い土塁と浅い堀が尾根を長く遮断するように残っている。
車を置いてわずか3分ほどの道をあるけば、素晴らしい三重堀切がお出迎えしてくれる。
西の団地から尾根を横切る道があり、そこから遊歩道が主郭まで通じている。峠の所に若干駐車スペースがある(地図)。
最寄り駅(直線距離)