信濃 大堀館しなの おおぼりやかた
△トップに戻る
築城年代は定かではないが町田氏によって築かれたと云われる。
町田兵庫正之の館で天文23年(1554年)に武田信玄に降ったり。天文24年(1555年)武田信玄と上杉謙信は犀川を挟んで二百日ほど対陣しており、このとき武田信玄の本陣となったのがこの大堀館と云われている。
町田氏は正之とその子丹波守光直の二代が武田信玄・勝頼父子に仕えたが、武田氏滅亡後は帰農したという。
大堀館は更北中学校のグラウンドの辺りに築かれていた。遺構はなく、南の道路に面して石碑と案内板が設置されているのみである。