信濃 中俣城しなの なかまたじょう
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築城年代は定かではないが応永年間(1394年〜1428年)に井上氏によって築かれたと云われる。
井上左馬助光頼の弟遠江守が在城し、後に村上氏の支配下となった。弘治年間(1555年〜1558年)には武田氏の所有となってその家臣が在城したが、武田氏が滅亡すると上杉景勝の支配下となり家臣本田安房守が在城した。
中俣城は現在の城山稲荷の付近に築かれていた。城山稲荷神社一帯が本丸で、北東に二の丸、北に三の丸があったと云われる。現在は遺構がなく、城山稲荷神社の所に案内板があるのみである。