城主は塩山景信、片山備後守などが伝えられる。
片山城は標高314.5mの塩山に築かれている。
単郭の城で西を除いた三方に土塁が巡り、東に虎口がある。主郭の北から東に掛けて犬走状の細い平坦面があり、東虎口はそこから右折れで入ることになる。南は土塁の外側に浅い空堀があり、さらに少し離れた場所にも空堀を設けている。この間は自然地形で曲輪ではなく守り側の緩衝地帯としての空間ではないだろうか。
東麓に神社があり、神社の本殿から少し南に行くと電柱があり、そこから西の山に進むとドコモの電波塔に登る階段が付いている。城跡は電波塔のすぐ脇にある。
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