築城年代は定かではないが鎌倉時代後期に田中氏によって築かれた。 田中氏は高島七頭の一人である。
元亀元年(1570年)織田信長が越前朝倉氏を攻めるにあたって逗留したと云われる「田中の城」がこの田中城ではないかと考えられている。

標高244mの頂部から南東へ延びた尾根の先に主郭があり、そこから東側の田中地区へむけて城が築かれている。
麓には屋敷跡の土塁などが残され、「田中城」の石碑から探索ルートが逐一案内されているので、それに従って進めば大半の遺構を見学することができる。

上寺バス停付近に案内板がある。最寄り駅(直線距離)
3.3km 安曇川駅
4.7km 近江高島駅
5.6km 新旭駅
8.5km 北小松駅
8.7km 近江今津駅

付近の城(直線距離)
0.6km 近江 横山城
1.4km 近江 武曽城
2.1km 近江 太山寺城
2.3km 近江 伊黒城
2.4km 近江 下ノ城
2.8km 近江 三重生城
3.2km 近江 五番領城
3.5km 近江 永田城
4.1km 近江 小川城
4.6km 近江 大溝陣屋
4.8km 近江 大溝城
4.8km 近江 清水山城
5.0km 近江 平井城
5.0km 近江 打下城
5.1km 近江 ヤナガ谷砦
5.1km 近江 新庄城
5.6km 近江 日爪城南砦
5.7km 近江 日爪城
6.0km 近江 野尻坂砦
6.0km 近江 入部谷城
6.5km 近江 朽木陣屋
6.8km 近江 西山城
7.1km 近江 朽木氏岩神館
7.6km 近江 船木城

2007年11月