詳細不明。
亀山八幡山城は徳佐上八幡宮の東背後の山に築かれている。かつて「亀山八幡宮記念公園」として整備されていたようであるが、現在は普通の山林となっている。
現在国道9号線によって分断されているが、東の山から西へ伸びた丘陵の先端頂部に位置している。東の山上には大将陣山城があり、立地や伝承から亀山八幡山城への向城とも考えられている。
主郭は山頂にあって中央に狭い土壇が一段小高く設けられ、その周囲に帯曲輪、腰曲輪が付いている。
曲輪IIは主郭の東下にあり、堀切2と堀切1の間に二段に造成され、西端に土塁が付いている。
主郭の周辺は目立った尾根がなく均等に傾斜しているため、大きく弓なりになった堀切3、堀切5、堀切7があり、その間に竪堀4、竪堀5を設けている。
西麓の徳佐上八幡宮の向かいに駐車場がある。八幡宮の南側にある小さな社の脇から主郭に通じる小路がある。
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