築城年代は定かではない。『新編武蔵風土記稿』では小田原北条家臣青木内記、『武蔵名勝図会』では小田原北条家臣貴志氏を城主とする。
網代城は武蔵増戸駅の南西に聳える標高331mの網代城山に築かれており、現在は登山道が整備されている。
主郭は山頂にあり北西下に不明瞭な平段が続いている。南尾根は腰曲輪の下に小さな堀切、東尾根は腰曲輪の北側に竪堀はあるが堀切はない。北尾根は途中堀切形状があり、その先に下ると堀切がある。
登山ルートはいくつかあるようだ。東麓の網代会館のところから見えている鳥居から入ると貴志嶋神社への参道となっているが、途中から城山や弁天山に分岐するところがあり主郭まで登山道が通じている。
車は網代会館に駐めさせてもらった。
最寄り駅(直線距離)