築城年代は定かではない。宝治元年(1247年)明知城が遠山景重によって築かれると、その対岸にあたる台地として重要視され砦が築かれたと云われる。
『明知年譜』では天正元年(1573年)から串原遠山五郎経景が守っていたという。
落合山取手は現在千畳敷公園として整備されている。
千畳敷公園のパノラマ広場とあそびの広場という所が曲輪であったようだ。後者は自然地形に近いものが残っているが、堀切などはない。南西の平地に石組み井戸があり、「明智光秀の産湯」との伝承があるようであるが、この手の話は眉唾である。
県道11号線から山の上へと登っていく車道があり、上に公園の駐車場がある。
最寄り駅(直線距離)