慶安4年(1651年)石川貞当によって築かれた。 石川貞当は伊勢国亀山藩主石川忠総の四男で三河国加茂郡・額田郡に七千石を領して旗本となり、以後明治まで続いた。
大島陣屋は巴川から西の谷間の集落に入り、谷間の東奥にある山裾の微高地に築かれていた。
現在陣屋跡には民家が建っているが、石垣は当時のまま残っているという。
県道39号線から東大島町に入り大島多目的研修集会所の前の道を右下に降りて道なりに進み、突き当たりを右へ曲って少し行った所に陣屋跡への道標が建っている。その奥の民家が陣屋跡。
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