詳細不明。多胡羊太夫の城という伝承がある。
八束城は標高453mの城山に築かれており、現在は登山道が山頂まで整備されている。
主郭は山頂にあり東西に伸びた尾根に堀切と曲輪を連ねている。主郭の西に二条の堀切があり、その間に小郭がある。堀切の西には西曲輪があり、西尾根の先端は堀切はなく崖地形で終わる。主郭から東へ伸びた尾根には堀切の先に東曲輪があり、先端に浅い堀切がある。
主郭から北へ伸びた尾根は帯曲輪を経由して虎口があり、その先に一条堀切がある。その先の尾根は所々狭くなっているものの明確な堀切はなく、途中に「多胡羊太夫の足跡」なるものが残っている。
北尾根の登山道は浅間山を経由して登ってくるが、途中に堀切のような地形がある。
北の塩集落に登山者用の駐車場がある(地図)。ここから北尾根を経由して登る事ができる。
最寄り駅(直線距離)