上総 安住陣屋かずさ あんじゅうじんや
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延宝8年(1680年)上野国前橋藩酒井家によって築かれた。
延宝7年(1679年)久留里藩主土屋頼直が領地を没収されたため久留里城は廃城となった。翌8年(1680年)には上野国前橋藩酒井忠清に旧土屋領二万石が加増となり、安住陣屋を構えて領地を支配した。安住陣屋は寛保2年(1742年)に黒田直純が上野国沼田から久留里に転封となり、久留里城の再興が行われるまで続いた。
安住陣屋は真勝寺のあたりに築かれていたが現在は宅地などになって遺構はない。
北の安住公会堂の近くには新井白石の居宅跡がある。