詳細不明。城主は貞行氏と伝えられる。
貞行城は喜多山駅の北方に聳える標高144.9mの山に築かれている。
山頂の主郭を中心に東西南北四方の尾根にそれぞれ曲輪を展開し、いずれも先端部を堀切で遮断している。作業林道によって破壊されている部分もあるが、東尾根側のは長く伸び、その先端に広い曲輪がある。曲輪の先から北側へ落ちる竪堀は、木が伐採されており見やすくなっていた。
北側から作業林道が付いているが、どこから伸びているのかはわからない。南から登る道の入口は果樹園の奥から付いていてわかりづらいが、南麓の県道沿いにあるゴミ置き場から登っていけば、ちょうどその山道に合流することができる。(地図)
最寄り駅(直線距離)