詳細不明。汗生城の支城で八黒氏の居城という。
八黒城は肱川から小畑井集落に向かう山道の途中にあり、肱川に面した比高40m程の中腹に築かれている。
車道が城の前後を通る形で抜けており、その間に辛うじて収まる形で遺構が残っている。現状では南端最高所を含む三段の曲輪があり、主郭のみ南背後に大土塁を設けている。この大土塁の背後は元々堀切であったかもしれないが、現状では車道によって削り落とされており不明である。曲輪に残る列石や基壇状の石積は開墾によるものと推測される。
国道197号線から小畑井集落に向かう車道の途中にあり、小屋の上にある。車道はそのまま主郭背後に回っており、車道に面して土塁が残っている。近くまで車で行くことができる。
最寄り駅(直線距離)