伊勢 渋見城いせ しぶみじょう
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築城年代は差だかではないが永禄年間(1558年〜1570年)に乙部兵庫頭藤政によって築かれたと云われる。 乙部氏織田信長の侵攻に備えて築いたものとされる。
永禄13年(1570年)織田信長の弟織田信包に攻められ落城、藤政は家所へ逃れて自刃したとも、専修寺に入って剃髪したとも云われる。
渋見城は美濃屋川の北岸にある丘陵に築かれていた。現在は宅地造成によって大きく削平されて遺構は消滅した。宅地の一画に「渋見砦跡公園」として石碑と案内板が建っている。