常陸 芹沢城ひたち せりざわじょう

城郭放浪記


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常陸 芹沢城の写真
掲載写真数
形態
丘城(21m/20m)
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
土塁
城 主
芹沢氏
歴 史

築城年代は定かではないが芹沢氏によって築かれたと云われる。 芹沢氏は常陸大掾氏一族で、大掾義幹の次男茂幹の後裔幹文が相模国芹沢に移って芹沢氏を称したことに始まるとされる。

芹沢幹文のあとは良幹、高幹、望幹と続き、望幹の子良忠は常陸へ戻って大掾詮国に仕えた。良忠の子もまた相模に住んでいたが、芹沢秀幹のときにこの地へ住んで芹沢城を築き、地名もいつしか芹沢となった。秀幹の後は定幹、国幹と続く。天正19年(1591年)佐竹義宣は「南方三十三館の仕置」として大掾一族を中心に謀殺したが、この芹沢氏は無事であった。

佐竹氏が秋田へ転封となると芹沢氏はそれに従わず、代わって常陸国宍戸に入部した秋田実季に召しだされた。

説 明

芹沢城は比高20m程の台地の上に築かれていたという。現在は大半が畑となっており、明瞭な遺構はほとんど残っていないようである。

芹沢外記旧宅(「芹沢鴨生家跡」の看板のある所)から台地の上へと続く道を登り詰めると芹沢城の碑と案内板がある。南東側の大宮神社付近に土塁のような土盛りが残されているが、遺構なのかどうかはっきりしない。

案 内
最寄り駅(直線距離)
2.3km 榎本駅
3.0km 借宿前駅
3.0km 八木蒔駅
3.4km 浜駅
3.4km 玉造町駅
所在地/地図
茨城県行方市芹沢字御殿
付近の城(直線距離)
3.5km 常陸 玉造城
4.6km 常陸 蕨砦
4.8km 常陸 堀ノ内砦
5.5km 常陸 野友城
5.5km 常陸 手賀城
6.9km 常陸 愛宕館
7.0km 常陸 小川城
7.0km 常陸 西館
7.2km 常陸 神明城
7.6km 常陸 取手山館
8.0km 常陸 内宿館
8.4km 常陸 人見館
8.5km 常陸 三階城
8.5km 常陸 飯塚城
8.6km 常陸 要害城(鉾田市)
8.7km 常陸 宮田館出城
8.8km 常陸 宍倉城
8.9km 常陸 木崎城
9.1km 常陸 烟田城
9.1km 常陸 高野城
9.2km 常陸 立開城
9.2km 常陸 宮田館
9.3km 常陸 小井戸要害
9.9km 常陸 徳宿城
最終訪問日
2015年5月
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