築城年代は定かではないが徳宿氏によって築かれたと云われる。 徳宿氏は常陸大掾氏一族で親幹が徳宿氏を称したことに始まると云われる。
文明18年(1486年)九代徳宿道幹のとき江戸通雅によって攻められ落城し、徳宿氏は滅亡したという。
徳宿城は徳宿駅の南東にあり、南へ伸びた段丘の先端に築かれている。
主郭は南端最高所で神社境内となっており、その周囲に土塁が残っている。北は空堀が二条あり、その間は土塁のようになっているが、ここも二郭の西端に位置し、北側は低い土塁が残され三郭があった。
西側の道路沿いに石碑と案内板が設置されており、参道となっている。
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