羽柴秀吉を大将とする織田信長軍が別所長治の籠もる三木城を攻めた三木合戦(天正6年(1578年)3月から天正8年1月)で築かれた織田方の陣城の一つ。
久留美村大家内谷上付城は加藤光泰が布陣したと伝え、第一期に築かれた陣城群の一つと考えられている。
久留美村大家内谷上付城は南東に伸びた標高76m付近に築かれている。
山上は広く平坦で、北端部は細く伸びた尾根となっているが堀切などはない。南端は切岸で南東隅に櫓台跡ともされる小さな土壇があり、その脇が虎口のようになる。南下にはさらに平段があり、小さな段が付いている。
東側に細い川が流れているが、一ヶ所コンクリートの橋が架かってそこから山上に登る道が付いている。入口付近に一台駐車するスペースがある。
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